さて今回、メモリが壊れた原因が、熱死かもしれないという懸念がある。
というのも、ミニサーバ、一応ヒートシンクはついてるのだけど、手で触ると結構熱かったのだ。
例えて言うと、アツアツのご飯と同じくらいの温度か。
寮で一人暮らししてると、アツアツのご飯にあやかる機会が少なくてのう・・・それはさておき。
いわれてみれば、このマシンの発売元のイーレッツは、
大小問わず、PCの発売は最初であった。熱設計に難があっても不思議はない。
分解した結果もそれを裏付けるものだった。開けてみた結果は、CPU等の主要チップに、
普通のヒートシンクがついていて、それがさらにケース天板のヒートシンクに熱伝導性ゴムを介して
接触しているというものだった。
スリットが沢山入って表面積を増やしたヒートシンクというのは、冷たい空気に接触することで
はじめて熱を発散するが、ミニサーバはファンレスPCだ。いくら表面積が大きいヒートシンクでも、
接触するのはケース内に閉じ込められた熱い空気である。空気は熱伝導率が低い。逆効果だ。
切れ込みの入ったヒートシンクよりも、タダの金属塊などの方が良かった。
やっぱり心配なので、冷やしてみようと思う。
まずはこれだ。
前に買った直後に壊れた、USB扇風機のケーブルをブチ切って、接点をハンダ付けした。
これで、何にでもお手軽に5Vを供給することができる(笑)
特に、PC用のよくあるファンには、そのまま繋ぐだけで5Vを供給できる(笑)
次にファンを用意する。
パーツ屋さんで、自称いちばん静かな奴を買ってきた。
しかも、ボリュームつきで、さらに回転数を調節することができる。
(最近そういうの流行りらしい)
これをさっきのケーブルで、ミニサーバに繋ぐと、うまいこと回り始めた。
USBは5Vで、ファンの定格は通常12Vなんだけど、相性がよかったみたいだ。
ファンレスサーバに、わざわざファンをつけるのって、激しく本末転倒な気が・・・
この作業の直後のワタシのフトンの上。
完全に作業場になってしまい、足の踏み場もない・・・
どうでもいいが、フトンの上で右手にハンダゴテ、左手にハンダを持ちながら、
足でパーツを押さえてハンダ付けするのは結構テクが要るんだぞ・・・
(足指が器用になります)
その後もいろいろ大騒ぎの末、なんとかラックにサーバ一式を詰め込んだ。
一番下のEWIの左上、CM64とCM500の右に、熱発散シート(これの効果も怪しいものだが)の上に
ミニサーバ、その上にファンとミニミニサーバ。ミニミニサーバの左にあるのが
インターネット接続のためのVDSLモデムだ。
ついでに某氏に頂いた、ザウルス用USBケーブルの切り詰めもやることにした。
買い置きしてあるUSBコネクタに、頂いたケーブルをぶった切って芯線露出したものを通す。
んでコネクタにハンダ付けして、
(うまいぐあいにピンボケしてくれて、我輩のハンダ付けの下手さを隠してくれている)
金具に収めて、フタすれば完成。