こんなの(以下ミニサーバ)を買った。
既にウチにはこんなの
(以下ミニミニサーバ)があって、わりと活用しているのだけど、そろそろHDDが手狭になってきたことと、
CPUがx86じゃないので(それは逆に利点でもあるのだけれど)いろいろ面倒なので
この機会にちょっと遊んでみようと思って、買ってみた。
Windows XPが最初から入ってて、電源入れればすぐ使えるというモデルと、
メモリとHDD(とOS)が付属しないベアボーンのモデルとの2種類が発売されている。後者を買った。
これに512MBメモリと80GB(現行2.5型の最大容量)のHDDとLinuxを入れて使ってみる。
とりあえずの目標は、部屋内LANにつなげてファイルサーバにすること。
次に、今ミニミニサーバで動いている、DHCPやらDNSやらのサービスを、なるべくたくさん
こっちに移すこと(これは実際、簡単にできると思う)。
最終的にはミニミニサーバを捨ててしまうところまで行きたいが、
このマシンにはPCカードスロットがないので、無線LANのステーションとしての
役割だけは、当面ミニミニサーバにやらせることになるだろう。
そしてその後は、セルフ/クロスの開発環境を構築して、プログラム作って
遊べるようにしたいな。
特に、ザウルスのプログラムを作ってみたい。
OSはRedHat Linuxを用意した。フリー版をしこしこダウンロードするという方法も
あったのだけど、そうとう時間がかかりそう(ISOイメージでCD何枚分もあるよ!)なので、
手っ取り早くパッケージ品を買ってみた。
帰ってから箱を開けてみたら、マニュアルはホントーにインストール手順の概要
ぐらいのもんで、全部あわせても厚さ1cmにもならない
(マニュアル全部重ねた厚さよりもCD-ROM全部重ねた厚さのほうが厚いであろう)。それに、
ミニサーバにはCD-ROMドライブがついてないから、僕はこれからやや特殊な方法で
インストールをすることになるのだけど、その場合の手順についての役に立つ説明はほとんどなく、
結局、紙のマニュアルよりもインターネットの情報に頼ることになった。
とどのつまり、CDの内容をダウンロードする手間を省くためだけにパッケージを買ったようなものだ。
さてこのミニサーバ、ベアボーンということなので、当然ケーブルの類やキーボード・マウスは
付属しない(正確には、PS/2マウスとキーボードの両方を繋ぐためのY字ケーブルだけが付属する)
のだけれど、ウチにはケーブルやキーボードは自分でも嫌になるほどあるので、これは問題なし。
また、最終的にはラックの隅っこに押し込む予定で、
そうなれば電源とLANのケーブル以外は全て外してしまうことになる。
一旦ネットワークに繋がれば、あとの操作はtelnetとかVNCで全てできるから。
(この辺のスキルは、ディスプレイ端子もキーボード端子もないミニミニサーバで鍛えた)
そういう「すぐに外してスッキリしてしまうのだから」という背景があるので、逆に今は
各種ケーブルのジャングル状態になっている(笑)。足ひっかけて転んでないのが不思議(笑)。
このたび購入した美・サイレントの箱